この記事を書いた人

日本整形外科学会専門医、日本整形外科学会認定リウマチ医資格を持ち、医師として約10年医療現場に立つ。
特に整形外科の分野に力をいれており、2026年冬頃に千葉県北西部でクリニックを開業予定。

疲労骨折について知っておきたいこと

疲労骨折とはどんな状態?

強い衝撃で折れる骨折とは違い、運動などの「繰り返しの負荷」で少しずつ骨にひびが入るケガです。

  • 走る・ジャンプなどを繰り返すスポーツで発生しやすい
  • 休むと痛みが和らぐため見逃されがち
  • 成長期・アスリートに多い

→「大したことない痛み」が続く時は注意!

疲労骨折はどんな痛み?

最初は軽い違和感でも、続けると骨がどんどん傷んでいきます。

  • 運動時に痛みが強くなる
  • 押すと痛い
  • 腫れや熱を伴うことも
  • 進行すると安静でも痛む → 早期発見が回復の近道!

疲労骨折のなりかけとは?

骨の内部で小さなダメージが蓄積している状態です。

  • レントゲンでは写らないことも多い
  • 違和感の段階で休めば改善しやすい
  • “少し変だな”が大事なサイン!

→ 違和感を放置しない!

疲労骨折になりやすい人とは

以下が複数当てはまるとリスク増!

  • 長距離ランナー / ジャンプが多い競技
  • 急に練習量が増えた
  • 成長期の学生
  • 栄養不足 / 過度なダイエット
  • 骨密度が低い

→ 体力や骨の成長が追いつかないと発生しやすい!

どれくらいで治る?

部位や痛みの程度により大きく変わります。

  • 軽度:3〜6週間
  • 進行例:2〜3か月以上
  • 足の甲・すね等は時間がかかりやすい

→ 早く治すほど復帰も早い!

疲労骨折の治し方

基本は安静+負荷軽減。

  • 運動制限・休養が最重要
  • 必要に応じて装具・松葉杖
  • 栄養を整える(Ca / VitD / タンパク質)
  • 無理な復帰はNG!

→ “治す勇気”がパフォーマンスを守る!!

レントゲンは必要?

初期は写らないことが多いです。

  • MRI や 骨シンチで分かる場合も
  • 一旦よくなっても再発しやすい

→ 痛みが続くなら整形外科へ!

院長からのひとこと

疲労骨折は「頑張りすぎのサイン」です。

特に成長期の学生に多く、無理を続けると長期離脱につながります。

適切な診断と休養で、ベストな復帰を一緒に目指しましょう!

関連リンク

  • 当院でのリハビリテーションについて

よくあるご質問

Q
スポーツ復帰のタイミングは?
A

痛みが消え、医師が許可してから。自己判断は禁物です。

Q
湿布だけで治りますか?
A

根本は「負荷の調整」。休養が欠かせません。

Q
成長期が終われば起きませんか?
A

大人でも起こります。特にランナーは注意!

まとめ

  • 軽い痛みでも進行することがある
  • 初期はレントゲンで写らない
  • 安静と早期受診が最重要

→「痛むけど動ける」を放置しないで!

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